TOP > Columns > STAR GATE シリーズ

SPICAと同じデザインで、オーダーカットのトパーズを用いたシリーズが、STAR GATEシリーズ。SPICAとは、まったく違うイメージです。この星のような、また瞳の虹彩のようなトパーズは、オーダーカットしてもらいました。「目は心の窓」というように、中心に向かって深く吸い込まれるようなカットです。このトパーズを見ていると、私は教会のバラ窓を思い出します。私にとって、それはバラ窓というより、「星の窓」というイメージなのです。じっと見つめていると、私は未知の世界への憧れと同時になつかしいような感覚に囚われます。その奥に意識を向けていると、自分の本来の原点ともいえる場所、魂の故郷へ還っていけるような気がします。

夢の中や瞑想中に訪れる神聖な場所というものがあり、私の場合は教会の中のようなところです。祭壇に立って上を見ると、天井がドームのように丸くなっていています。もしかしたら、レンズのような層なのかもしません。そこは、この世界と別世界の境界のようなところみたいです。ドームには、フレスコ画のようなものや、教会のバラ窓のようなモチーフがあったり、またパンテオンのような天窓のようになっている時もあります。私は夢の中でいつもそこを抜けて別世界にいくようです。この石のカットもどこかそのゲートを彷彿させるのです。よくはわからないのですが、今この世界に足りないものを求めて何かを得るために、出かけているようです。それが一つのヒントとなって、ジュエリーを制作することになっています。形としてはこのような意味がありますが、それに石の波動が加わって、またそれが意味を深めているようです。

クリアトパーズは、透明度が高く、自分の中に本来持っている叡智を思い出させてくれます。それは、本来備えられているのだけど、持っていることに気づいていないようなもので、何かのスイッチが入ることによって、認識され起動するような気がします。意識して使えるようにするには、ちょっとした刺激のようなものが必要です。このトパーズにはそのような役割があるように思います。

ブルートパーズは、本来の自分の目的を明確にし、それを実現するための一歩を踏み出せるようにサポートしてくれます。静かな湖面のようなブルーの石は、クリアに物事を映しだすので本質を見抜き、それを言葉にすることが出来るようになります。方向性が明確なので、より高い視点でのコミュニケーションが取れるようになります。